2013年04月23日
第18回 静岡でフランス語
Bonjour! Ça va?
桜の季節も大好きですが、新緑の季節も大好きです。
柔らかくてつやつやした葉っぱの赤ちゃんからは、生命を感じます。こんなふうに若々しくフレッシュになりたい・・・。
フランスもやっと長い長い冬を越したよう。少しでも暖かくなると、パリジャンたちはカフェのテラスに集い、何時間も仲間たちや恋人と話をしています。もう、バカンスの話もしているでしょうね。今年の夏はどう過ごすの? どこへ行くの?
私はいろいろな仕事をしており、フランス語の学校運営、デザインや制作もしています。お客様の会社やお店の広報誌を作ったり、フライヤーや名刺、ショップカード、webデザイン等。今は少し広範囲に渡る製品のブランディングとパッケージデザインを担当しています。いろいろやっているので本職は何なの?と聞かれますが、私にとってはどれもメインです。ただ、いつも軸にあるのはフランス。フランス語教室はもちろん、デザインの各所にフランスのイメージを盛り込むことが私のスタイルです。
これらすべての原点はエクラタン。地道にやってきて間もなく41号の発行になります。そんなこともあり、いつも常に何か締め切りを抱えている(=締め切りの山ならぬ山脈と私は呼んでいる)私であります。
さて、春になり、新しく習いごとを始める方が多いようです。私の運営しているフランス語学校、エスパス・エクラタンも、新しい講座がたくさんスタートしました。
昼間の入門、初級、中上級、夜の入門、中上級、上級クラスです。静岡での文化の発信には学校という場が必要だと思っていたのはエクラタン創刊当初の10年前。そして私がエスパス・エクラタンでのフランス語教室を始めたのは3年前。人や情報が集まり、学び、情報を交換し、仲良くなる。フランス語の勉強をする方の目的はいろいろ。趣味だったり、仕事で必要に迫られたり、フランス人やフランス語圏の方と結婚されたり・・・。難解で忍耐力のいるフランス語を続けるには、いろいろな動機づけが必要になります。ただその時間に来て、勉強だけして過ごすのではなく、いろいろな提起や交流のできる場に、と構想していた10年前。やっとその形ができるようになりましたが、エスパス・エクラタン開設当時は週に3クラスしかありませんでした。生徒さんがいないから、静岡にフランス語を学ぶ人口が少ないから、と言っていては何も発展しません。フランス語を勉強したくなるようなきっかけ、学んでも継続できる環境、もちろん優秀な講師もたくさん揃えました。
講師をたくさんにしたのは、教えるスタイルや性格、専門は様々なので、いろいろな角度からの指導ができるようにしたかったこと。また講師の皆も協力して、高め合い、楽しくフランス的な空気を作る・・・これは場所だけでなく人の力があってこそできるものです。

楽しい雰囲気で勉強できるようなフランスらしい空間
その中で、今年の春から講師をお願いしたのは、私の大学の恩師、稲田晴年先生。先生に会わなければ私はフランスに行っていなかったし、先生に成果を見ていただきたい、とずっとフランス語を続けてきました。そして静岡で、先生と一緒に素晴らしいフランス語学校ができたら、と夢のように語っていました。先生は本気にされていたかわかりませんが・・・。やっとこの春その夢が少しですが形になりました。先生には『フランス語表現法』という新しい講座を担当していただきます。新しい視点での指導、どんな講座になるのか楽しみです。
小さなフランス語学校ですが、たくさんの方の協力により成り立っています。この春からは、フランソワが校長になってくれました。10年前に描いた構想にはまだ届いていませんが、いろいろな出会いやアイデアを少しずつ繋げていって、これからも実りあるステキなフランス空間を作っていきたいと思っています。

フランソワ・デルヴァー校長。北フランス生まれ、ブルターニュ地方育ち。
武道と書道を中心に日本文化活動を行っている Photo:Yukie Kondo
フランス語を学びたい皆さん、一度見に来てくださいね!
Merci et à bientôt!

エスパス・エクラタン
静岡市葵区相生町6-20中央ビル4F(静鉄日吉町駅至近)
Tel 054-207-8922
桜の季節も大好きですが、新緑の季節も大好きです。
柔らかくてつやつやした葉っぱの赤ちゃんからは、生命を感じます。こんなふうに若々しくフレッシュになりたい・・・。
フランスもやっと長い長い冬を越したよう。少しでも暖かくなると、パリジャンたちはカフェのテラスに集い、何時間も仲間たちや恋人と話をしています。もう、バカンスの話もしているでしょうね。今年の夏はどう過ごすの? どこへ行くの?
私はいろいろな仕事をしており、フランス語の学校運営、デザインや制作もしています。お客様の会社やお店の広報誌を作ったり、フライヤーや名刺、ショップカード、webデザイン等。今は少し広範囲に渡る製品のブランディングとパッケージデザインを担当しています。いろいろやっているので本職は何なの?と聞かれますが、私にとってはどれもメインです。ただ、いつも軸にあるのはフランス。フランス語教室はもちろん、デザインの各所にフランスのイメージを盛り込むことが私のスタイルです。
これらすべての原点はエクラタン。地道にやってきて間もなく41号の発行になります。そんなこともあり、いつも常に何か締め切りを抱えている(=締め切りの山ならぬ山脈と私は呼んでいる)私であります。
さて、春になり、新しく習いごとを始める方が多いようです。私の運営しているフランス語学校、エスパス・エクラタンも、新しい講座がたくさんスタートしました。
昼間の入門、初級、中上級、夜の入門、中上級、上級クラスです。静岡での文化の発信には学校という場が必要だと思っていたのはエクラタン創刊当初の10年前。そして私がエスパス・エクラタンでのフランス語教室を始めたのは3年前。人や情報が集まり、学び、情報を交換し、仲良くなる。フランス語の勉強をする方の目的はいろいろ。趣味だったり、仕事で必要に迫られたり、フランス人やフランス語圏の方と結婚されたり・・・。難解で忍耐力のいるフランス語を続けるには、いろいろな動機づけが必要になります。ただその時間に来て、勉強だけして過ごすのではなく、いろいろな提起や交流のできる場に、と構想していた10年前。やっとその形ができるようになりましたが、エスパス・エクラタン開設当時は週に3クラスしかありませんでした。生徒さんがいないから、静岡にフランス語を学ぶ人口が少ないから、と言っていては何も発展しません。フランス語を勉強したくなるようなきっかけ、学んでも継続できる環境、もちろん優秀な講師もたくさん揃えました。
講師をたくさんにしたのは、教えるスタイルや性格、専門は様々なので、いろいろな角度からの指導ができるようにしたかったこと。また講師の皆も協力して、高め合い、楽しくフランス的な空気を作る・・・これは場所だけでなく人の力があってこそできるものです。

楽しい雰囲気で勉強できるようなフランスらしい空間
その中で、今年の春から講師をお願いしたのは、私の大学の恩師、稲田晴年先生。先生に会わなければ私はフランスに行っていなかったし、先生に成果を見ていただきたい、とずっとフランス語を続けてきました。そして静岡で、先生と一緒に素晴らしいフランス語学校ができたら、と夢のように語っていました。先生は本気にされていたかわかりませんが・・・。やっとこの春その夢が少しですが形になりました。先生には『フランス語表現法』という新しい講座を担当していただきます。新しい視点での指導、どんな講座になるのか楽しみです。
小さなフランス語学校ですが、たくさんの方の協力により成り立っています。この春からは、フランソワが校長になってくれました。10年前に描いた構想にはまだ届いていませんが、いろいろな出会いやアイデアを少しずつ繋げていって、これからも実りあるステキなフランス空間を作っていきたいと思っています。

フランソワ・デルヴァー校長。北フランス生まれ、ブルターニュ地方育ち。
武道と書道を中心に日本文化活動を行っている Photo:Yukie Kondo
フランス語を学びたい皆さん、一度見に来てくださいね!
Merci et à bientôt!

エスパス・エクラタン
静岡市葵区相生町6-20中央ビル4F(静鉄日吉町駅至近)
Tel 054-207-8922
Posted by eしずおかコラム at 12:00