2013年02月12日
第14回 シネクラブ(CINE-CLUB)
Bonjour! Ça va?
このコラムを書いている今日は関東で雪のようす。出勤や出張の方は大変ですね。静岡は本当に温暖でおだやか。若いころはその穏やかさに危機感を持っていましたが、今ではこんなに過ごしやすいところはなく大満足です。
さて、前回はパリで取材してきた内容満載のエクラタンNo.40の紹介を少ししました。今日はその続き・・・を書きたいところですが、ちょっと別のお話を。
数年前、エクラタンでは映画の好きな人たち2~3人でクラブを作りました。公開されている映画を各々が観てきて集まり、その感想をざっくばらんに語り合うというものです。映画は主にフランス映画、もしくはフランス語圏の映画。ミニシアター系のものがほとんどで、静岡のシネ・ギャラリーで上映されるものから主に選んでいます。
本当に友人たちの数人の集まりからはじまり、シネクラブの話を聞いて参加してくだるようになった方、友達の友達など、少しずつ映画の輪が広がっていきました。
「この俳優かっこいいよね」「別のこの映画にも出てるよね」とか、「このシーンはこう良かった/悪かった」「私だったらこうする!」など。映画を観ていて分かりにくかったシーンについて皆に聞いて、「あ、そういうことだったんだ」と気づいたり。
そんな感じで活動していく中、静岡大学のスティーヴ先生(エスパス・エクラタンでフランス語の講師も務めています)が映像の専門家でもあることから、シネクラブのコーディネーターを引き受けてくださることになりました。
形式はいつもと同じく、それぞれが感想を述べ合って、皆がどんなことを思ったのか、共感したり驚いたり。また、スティーヴ先生の解説により、映像の中に隠されているメッセージや、文学や歴史的背景、また文化や慣習の違い、フランス語表現・・・ひとつの映画の中からたくさんのことを知ることができるようになりました。まさに「目からウロコのシネクラブ」です。

このゆる―い、でもとても実のあるクラブが私は大好きで、参加者の方も毎回楽しみにしてくれます。はじめてひとりで参加される方も多いです。
ちなみに、次回のお題は『 シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』。
ジャン・レノ演じる三ツ星レストランのシェフ、アレクサンドルとミカエル・ユーン演じる天才的な舌をもつジャッキーが“三ツ星”を守り抜くために奮闘する軽快でコミカルな物語。
フランスの高級レストランを扱ったフランス映画って、今までほとんどなかったんですよ。アメリカ映画で英語のものならいくつかありましたが。ですので私としてはやっと現れた!という感じです。有名シェフ監修の本格的な料理や白熱する厨房シーンも見どころ。
フランスらしい笑いのツボも満載で、きっと皆さんも観ながら大きな声で笑ってしまいますよ!(私は既に仕事上で5〜6回観ましたが何度観ても笑ってしまいます)
シネクラブ開催日:2013年3月2日(土)16:00~
◆場所:エスパス・エクラタン(静岡市葵区相生町6-20中央ビル4F)
◆会費:700円(静岡日仏協会会員は500円)
◆お申し込み:エクラタン山本まで info☆eclatant.net (☆を小文字の@に変えて送ってください)
あ、もちろん映画に詳しくなくたって参加できますよ。そしてシネクラブはもちろん「日本語」で行われますからご安心を(笑) フランス語を話せないんで・・・という方がいますが大丈夫です。
多くの人がフランス映画が好きになって、静岡の映画人口がますます増えるといいなあ、と思います。
ではみなさんお風邪・インフルエンザにご注意を。それから花粉も!
Merci et a bientôt!
このコラムを書いている今日は関東で雪のようす。出勤や出張の方は大変ですね。静岡は本当に温暖でおだやか。若いころはその穏やかさに危機感を持っていましたが、今ではこんなに過ごしやすいところはなく大満足です。
さて、前回はパリで取材してきた内容満載のエクラタンNo.40の紹介を少ししました。今日はその続き・・・を書きたいところですが、ちょっと別のお話を。
数年前、エクラタンでは映画の好きな人たち2~3人でクラブを作りました。公開されている映画を各々が観てきて集まり、その感想をざっくばらんに語り合うというものです。映画は主にフランス映画、もしくはフランス語圏の映画。ミニシアター系のものがほとんどで、静岡のシネ・ギャラリーで上映されるものから主に選んでいます。
本当に友人たちの数人の集まりからはじまり、シネクラブの話を聞いて参加してくだるようになった方、友達の友達など、少しずつ映画の輪が広がっていきました。
「この俳優かっこいいよね」「別のこの映画にも出てるよね」とか、「このシーンはこう良かった/悪かった」「私だったらこうする!」など。映画を観ていて分かりにくかったシーンについて皆に聞いて、「あ、そういうことだったんだ」と気づいたり。
そんな感じで活動していく中、静岡大学のスティーヴ先生(エスパス・エクラタンでフランス語の講師も務めています)が映像の専門家でもあることから、シネクラブのコーディネーターを引き受けてくださることになりました。
形式はいつもと同じく、それぞれが感想を述べ合って、皆がどんなことを思ったのか、共感したり驚いたり。また、スティーヴ先生の解説により、映像の中に隠されているメッセージや、文学や歴史的背景、また文化や慣習の違い、フランス語表現・・・ひとつの映画の中からたくさんのことを知ることができるようになりました。まさに「目からウロコのシネクラブ」です。

このゆる―い、でもとても実のあるクラブが私は大好きで、参加者の方も毎回楽しみにしてくれます。はじめてひとりで参加される方も多いです。
ちなみに、次回のお題は『 シェフ! 三ツ星レストランの舞台裏へようこそ』。
ジャン・レノ演じる三ツ星レストランのシェフ、アレクサンドルとミカエル・ユーン演じる天才的な舌をもつジャッキーが“三ツ星”を守り抜くために奮闘する軽快でコミカルな物語。
フランスの高級レストランを扱ったフランス映画って、今までほとんどなかったんですよ。アメリカ映画で英語のものならいくつかありましたが。ですので私としてはやっと現れた!という感じです。有名シェフ監修の本格的な料理や白熱する厨房シーンも見どころ。
フランスらしい笑いのツボも満載で、きっと皆さんも観ながら大きな声で笑ってしまいますよ!(私は既に仕事上で5〜6回観ましたが何度観ても笑ってしまいます)
シネクラブ開催日:2013年3月2日(土)16:00~
◆場所:エスパス・エクラタン(静岡市葵区相生町6-20中央ビル4F)
◆会費:700円(静岡日仏協会会員は500円)
◆お申し込み:エクラタン山本まで info☆eclatant.net (☆を小文字の@に変えて送ってください)
あ、もちろん映画に詳しくなくたって参加できますよ。そしてシネクラブはもちろん「日本語」で行われますからご安心を(笑) フランス語を話せないんで・・・という方がいますが大丈夫です。
多くの人がフランス映画が好きになって、静岡の映画人口がますます増えるといいなあ、と思います。
ではみなさんお風邪・インフルエンザにご注意を。それから花粉も!
Merci et a bientôt!
Posted by eしずおかコラム at 12:00