2012年09月18日
第5回 パリの秋とエクラタンの制作について
みなさん、Bonjour! Ça va?
夏ももう終わり。。フランスもだいぶ涼しくなってきたようですよ。
フランスの秋は短く、飛び越えてすぐに冬が来てしまう感じです。
マロニエの木々から葉が落ちはじめ、日も短くなり、パリはいっそう情緒ある風景になります。マロニエとは、パリの街路樹として知られている木のこと。マロン、つまり栗の木で、秋になると道にたくさんの栗が落ちてきます。でも、栗といっても食べられない栗。イガイガが鋭いのでお気をつけくださいね!
さて、前回はエクラタンがNo.20のカラーになるまでのお話を書きました。
21号からはカラーであることを思う存分利用して、たくさんの企画をしていきました。たとえば、秋冬はチョコレートの祭典「Salon du chocolat(サロンドショコラ)」のリポートを数回掲載しました。

エクラタンNo.22
サロンドショコラとは、10月下旬におこなわれる、世界最大のチョコレートの見本市。広ーい会場に、フランスをはじめ世界から有名なショコラティエ(チョコレート職人またはチョコレート専門店のこと)が出店します。チョコレートはもちろん、ブース毎のデコレーションやカッコいいスタッフのユニフォームなども見どころです。パッケージやラッピングにも個性が出ていて楽しいです。この年のチョコレート(フランス語ではショコラといいます)の流行も知ることができます。デモンストレーションを見たり、チョコレートでできたオブジェの展示、チョコレートでできたドレスのファッションショーなど、毎年さまざまな催しがあります。試食できるブースもあり、大人から子供まで大満足の見本市です。
さて、2012年9月現在、11月に発行となるNo.40の制作をスタートしています。切望していたカラー化のあと、もう20号作ってきたなんて信じられないスピードです(歳もとっていくわけだ…笑)。
いつもそうなのですが、「次の号のテーマは何にしよう」と考えていて、ひとつふたつ記事が決まると、それに呼び寄せられるかのように自然に情報が集まって来るんです。たとえばですが、今回は私の中で、「ワインの産地を取材しよう」と思っていました。すると、パリのスタッフNaoさんが、自分のコーナー「オブジェ トルヴェ」で、いろいろなフレーバーのワインやきれいなワイングッズなどのセレクトを考えていました。偶然ですね!テーマが広がっていいですねなんて話している間に、あるフランスのメーカーの食品を紹介することも決まり、「それじゃあ秋冬のグルメ特集だね」なんて考えていたら、料理をテーマにしたフランス映画のリリースもいただいたり。。。
すべて偶然に集まった情報なのですが、毎号このような感じで、軽くテーマを考えていると、同じような分野の情報が舞い込んでくる、、、なんてパターンが多いのです。
よく、企画はどうやって考えているんですかと聞かれます。一生懸命絞り出すときももちろんありますが、このように何だか募集したかのように、自然に集まってくるパターンが多いのです。アンテナを立てていることでキャッチできるのかもしれないですけどね。アンテナを立てたり、目標を設定するということはとても大事ですよね。
デザイン面では、毎号反省点ばかりで、毎号毎号よりよいものを作りたいと励んでいます。数号前のエクラタンを見ると、顔を隠したくなるくらいのデザインのこともあります。小さい誌面を見やすくレイアウトするのは苦労しますが、よりステキな誌面を作っていきたいと毎回考えています。
そんなこんなでNo.40の制作中です。きっと締め切り前にはいつものように羽詰まって眠れない日々が訪れるでしょうけど、楽しみにしてくださる方々のためにがんばります!!
それではみなさま、A bientôt!
夏ももう終わり。。フランスもだいぶ涼しくなってきたようですよ。
フランスの秋は短く、飛び越えてすぐに冬が来てしまう感じです。
マロニエの木々から葉が落ちはじめ、日も短くなり、パリはいっそう情緒ある風景になります。マロニエとは、パリの街路樹として知られている木のこと。マロン、つまり栗の木で、秋になると道にたくさんの栗が落ちてきます。でも、栗といっても食べられない栗。イガイガが鋭いのでお気をつけくださいね!
さて、前回はエクラタンがNo.20のカラーになるまでのお話を書きました。
21号からはカラーであることを思う存分利用して、たくさんの企画をしていきました。たとえば、秋冬はチョコレートの祭典「Salon du chocolat(サロンドショコラ)」のリポートを数回掲載しました。

エクラタンNo.22
サロンドショコラとは、10月下旬におこなわれる、世界最大のチョコレートの見本市。広ーい会場に、フランスをはじめ世界から有名なショコラティエ(チョコレート職人またはチョコレート専門店のこと)が出店します。チョコレートはもちろん、ブース毎のデコレーションやカッコいいスタッフのユニフォームなども見どころです。パッケージやラッピングにも個性が出ていて楽しいです。この年のチョコレート(フランス語ではショコラといいます)の流行も知ることができます。デモンストレーションを見たり、チョコレートでできたオブジェの展示、チョコレートでできたドレスのファッションショーなど、毎年さまざまな催しがあります。試食できるブースもあり、大人から子供まで大満足の見本市です。
さて、2012年9月現在、11月に発行となるNo.40の制作をスタートしています。切望していたカラー化のあと、もう20号作ってきたなんて信じられないスピードです(歳もとっていくわけだ…笑)。
いつもそうなのですが、「次の号のテーマは何にしよう」と考えていて、ひとつふたつ記事が決まると、それに呼び寄せられるかのように自然に情報が集まって来るんです。たとえばですが、今回は私の中で、「ワインの産地を取材しよう」と思っていました。すると、パリのスタッフNaoさんが、自分のコーナー「オブジェ トルヴェ」で、いろいろなフレーバーのワインやきれいなワイングッズなどのセレクトを考えていました。偶然ですね!テーマが広がっていいですねなんて話している間に、あるフランスのメーカーの食品を紹介することも決まり、「それじゃあ秋冬のグルメ特集だね」なんて考えていたら、料理をテーマにしたフランス映画のリリースもいただいたり。。。
すべて偶然に集まった情報なのですが、毎号このような感じで、軽くテーマを考えていると、同じような分野の情報が舞い込んでくる、、、なんてパターンが多いのです。
よく、企画はどうやって考えているんですかと聞かれます。一生懸命絞り出すときももちろんありますが、このように何だか募集したかのように、自然に集まってくるパターンが多いのです。アンテナを立てていることでキャッチできるのかもしれないですけどね。アンテナを立てたり、目標を設定するということはとても大事ですよね。
デザイン面では、毎号反省点ばかりで、毎号毎号よりよいものを作りたいと励んでいます。数号前のエクラタンを見ると、顔を隠したくなるくらいのデザインのこともあります。小さい誌面を見やすくレイアウトするのは苦労しますが、よりステキな誌面を作っていきたいと毎回考えています。
そんなこんなでNo.40の制作中です。きっと締め切り前にはいつものように羽詰まって眠れない日々が訪れるでしょうけど、楽しみにしてくださる方々のためにがんばります!!
それではみなさま、A bientôt!
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<次回、第6回の公開は 10/2(火)正午の予定です。
<次回、第6回の公開は 10/2(火)正午の予定です。
Posted by eしずおかコラム at 12:00