2012年10月02日
第6回 イベント「リヨンの美味しさ」を開催しました
みなさんBonjour?
だいぶ秋の雰囲気。。私は夏も嫌いではないですが、なんだか秋の風が吹くとワクワクしますね。美味しいもの、芸術、ファッションなど楽しい季節です。
さて、今日は先日行われたイベントのことについてお話したいと思います。
ケーキ屋さん「キャトルエピス」をご存知ですか? 長いショーケースに、可愛くて美味しいケーキがずらりと並び、選ぶのが悩んでしまうほど。広いカフェスペースもある素敵なケーキ屋さんです。静岡(清水区)と富士に店舗があります。
→お店のホームページはこちら www.quatre-epice.com

photo:Yukie Kondo
キャトルエピスさんとの出会いは4年ほど前。ステキなケーキ屋さんがあるよ、とお友達に連れられてお茶をしに行ったのが初めてでした。とても美味しかったので、後日エクラタンを持って置いていただけるかドキドキしながらお願いをしたところ、OKをいただきました。それからすぐに、エクラタン紙面でのPRなどのお話をいただき、お仕事をさせていただくことになりました。最初とても厳しそうに見えた男性の社長さん(藁科さん)は、とても情の厚いお優しい方で、いろいろな物や人の出会いを大切に受け入れる包容力のある方でした。その後、季節で発行する新作ケーキやイベントなどを紹介するフリーマガジン『お菓子でいきます』の制作を私が担当させていただくことになり、今ではNo.11となります。

取材に同行したり、たくさんのイベントも一緒にさせていただいたりと、キャトルエピスさんとはとても濃いおつきあいをさせていただいています。そして昨年、10周年を記念して本の制作も担当させていただきました。

だいぶ秋の雰囲気。。私は夏も嫌いではないですが、なんだか秋の風が吹くとワクワクしますね。美味しいもの、芸術、ファッションなど楽しい季節です。
さて、今日は先日行われたイベントのことについてお話したいと思います。
ケーキ屋さん「キャトルエピス」をご存知ですか? 長いショーケースに、可愛くて美味しいケーキがずらりと並び、選ぶのが悩んでしまうほど。広いカフェスペースもある素敵なケーキ屋さんです。静岡(清水区)と富士に店舗があります。
→お店のホームページはこちら www.quatre-epice.com

photo:Yukie Kondo
キャトルエピスさんとの出会いは4年ほど前。ステキなケーキ屋さんがあるよ、とお友達に連れられてお茶をしに行ったのが初めてでした。とても美味しかったので、後日エクラタンを持って置いていただけるかドキドキしながらお願いをしたところ、OKをいただきました。それからすぐに、エクラタン紙面でのPRなどのお話をいただき、お仕事をさせていただくことになりました。最初とても厳しそうに見えた男性の社長さん(藁科さん)は、とても情の厚いお優しい方で、いろいろな物や人の出会いを大切に受け入れる包容力のある方でした。その後、季節で発行する新作ケーキやイベントなどを紹介するフリーマガジン『お菓子でいきます』の制作を私が担当させていただくことになり、今ではNo.11となります。

取材に同行したり、たくさんのイベントも一緒にさせていただいたりと、キャトルエピスさんとはとても濃いおつきあいをさせていただいています。そして昨年、10周年を記念して本の制作も担当させていただきました。

『お菓子のきもち』。ライターさんとカメラマンさんと組んでの初めての大きなお仕事。お菓子にまつわる物語と、レシピが満載の本です。約1年をかけての制作を通して、またまたキャトルエピスさんとは深い関係を築かせていただきました。お仕事を通して学ばせていただいたものはとても多いです。自分たちの作った本が書店に並ぶ・・・そんな感動を味わいました。
さて、前置きが長くなりましたが、そんな信頼関係をいただいているキャトルエピスさんでイベントが開催されました。
フランスからインターンシップに来ていたヤン君。私がキャトルエピスさんにインターンシップの受け入れをお願いしたのですが、快諾してくださり、しかもなんと藁科社長宅でホームステイも受け入れてくださったのです。
ヤン君はリヨンの大学に通う学生。3ヶ月のインターンシップの最後に、自分自身のイベントを企画しました。皆さんにリヨンを知って味わっていただくイベント「リヨンの美味しさ」です。大学生で、しかも日本で(日本語がとても上手なヤン君ですが)、皆さんの前に立ってイベントを仕切ることは大変な仕事です。私もリヨンに留学していましたし、お手伝いさせていただくことになりました。数日の密な打ち合わせ、リハーサルを重ねてイベントは始まりました!ヤン君といっしょにいた私もつられて緊張!!
まずは挨拶からはじまり、お菓子教室がはじまりました。シェフと藁科マネージャーが進行。この日作ったのは、ビューニュという揚げ菓子。ドーナツのようにシンプルなお菓子ですが、シェフの説明を聞くと、何度も寝かしたりと手間のかかっているお菓子。リヨンでは、オレンジフラワーウォーターが入っているそうで、ほんのりよい香りがします。

それから、ヤン君と私でリヨンの街の紹介。リヨンはパリから南東のスイス寄りの街です。パリ・マルセイユに続いてフランス第3の都市(人口)。料理人が皆修行する美食の街として有名です。

リヨンの観光名所、フルヴィエール大聖堂。ここはほとんどの観光客が訪れる場所です。

そして、そのフルヴィエールの丘から見るリヨンの風景は素晴らしいです(写真は以前私が撮ったものですがあいにく雨の日の写真です)。
この丘の写真で見て手前が、旧市街(ヴュー・リヨン)。ここは古い建物がそのまま住居などによって残されていて、絹織物の街として栄えたリヨンの物流手段になったトラブールという迷路のような通路(レジスタンス時代の逃げ道にもなった)が多数残っていて公開されています。
リヨンの紹介のあとはフランス語ミニ講座。挨拶や注文の仕方など、すぐに使えるフランス語を皆さんと練習しました。

続いて、トークショーへ。
ゲストは静岡日仏協会事務局長で静岡大学教授の今野先生と、静岡大学のスティーヴ先生。日本とフランスの文化の違いや働き方などの違いをおもしろおかしくお話してくださいました。日本人の接客はものすごく丁寧。外国人に優しい。フランスで働くにはフランス語が完璧でないと難しい、専門的な能力がいる。でもお休みが多い! 日本で働くには、日本人になるほどの適応能力が必要。などなど。

先ほど作ったお菓子(ビューニュ)をバニラアイスと一緒にお召し上がりいただきながらの進行。ビューニュもアイスも美味しかったです!!
最後はクイズをして、優勝者にはお菓子が贈られました。問題はたくさん用意していきましたが、皆さん優秀で決着がつかなかったので、最後はヤン君とジャンケン大会。白熱しました(笑)。
ヤン君はキャトルエピスを卒業し、リヨンへと帰ってしまいましたが、一緒に過ごした時間はかけがえのないものでした。思い出をありがとう。またすぐに会えるよね!
A bientôt!

さて、前置きが長くなりましたが、そんな信頼関係をいただいているキャトルエピスさんでイベントが開催されました。
フランスからインターンシップに来ていたヤン君。私がキャトルエピスさんにインターンシップの受け入れをお願いしたのですが、快諾してくださり、しかもなんと藁科社長宅でホームステイも受け入れてくださったのです。
ヤン君はリヨンの大学に通う学生。3ヶ月のインターンシップの最後に、自分自身のイベントを企画しました。皆さんにリヨンを知って味わっていただくイベント「リヨンの美味しさ」です。大学生で、しかも日本で(日本語がとても上手なヤン君ですが)、皆さんの前に立ってイベントを仕切ることは大変な仕事です。私もリヨンに留学していましたし、お手伝いさせていただくことになりました。数日の密な打ち合わせ、リハーサルを重ねてイベントは始まりました!ヤン君といっしょにいた私もつられて緊張!!
まずは挨拶からはじまり、お菓子教室がはじまりました。シェフと藁科マネージャーが進行。この日作ったのは、ビューニュという揚げ菓子。ドーナツのようにシンプルなお菓子ですが、シェフの説明を聞くと、何度も寝かしたりと手間のかかっているお菓子。リヨンでは、オレンジフラワーウォーターが入っているそうで、ほんのりよい香りがします。

それから、ヤン君と私でリヨンの街の紹介。リヨンはパリから南東のスイス寄りの街です。パリ・マルセイユに続いてフランス第3の都市(人口)。料理人が皆修行する美食の街として有名です。

リヨンの観光名所、フルヴィエール大聖堂。ここはほとんどの観光客が訪れる場所です。

そして、そのフルヴィエールの丘から見るリヨンの風景は素晴らしいです(写真は以前私が撮ったものですがあいにく雨の日の写真です)。
この丘の写真で見て手前が、旧市街(ヴュー・リヨン)。ここは古い建物がそのまま住居などによって残されていて、絹織物の街として栄えたリヨンの物流手段になったトラブールという迷路のような通路(レジスタンス時代の逃げ道にもなった)が多数残っていて公開されています。
リヨンの紹介のあとはフランス語ミニ講座。挨拶や注文の仕方など、すぐに使えるフランス語を皆さんと練習しました。

続いて、トークショーへ。
ゲストは静岡日仏協会事務局長で静岡大学教授の今野先生と、静岡大学のスティーヴ先生。日本とフランスの文化の違いや働き方などの違いをおもしろおかしくお話してくださいました。日本人の接客はものすごく丁寧。外国人に優しい。フランスで働くにはフランス語が完璧でないと難しい、専門的な能力がいる。でもお休みが多い! 日本で働くには、日本人になるほどの適応能力が必要。などなど。

先ほど作ったお菓子(ビューニュ)をバニラアイスと一緒にお召し上がりいただきながらの進行。ビューニュもアイスも美味しかったです!!
最後はクイズをして、優勝者にはお菓子が贈られました。問題はたくさん用意していきましたが、皆さん優秀で決着がつかなかったので、最後はヤン君とジャンケン大会。白熱しました(笑)。
ヤン君はキャトルエピスを卒業し、リヨンへと帰ってしまいましたが、一緒に過ごした時間はかけがえのないものでした。思い出をありがとう。またすぐに会えるよね!
A bientôt!

(打ち上げにて。やっとホッとした表情のヤン君)
Posted by eしずおかコラム at 12:00